2011年03月03日
文楽 in大分2011
今年も、大分に人形浄瑠璃「文楽」がやってきました。
一年に一回のお楽しみ~!
今年の演目は
昼の部「仮名手本忠臣蔵」「釣女」
「仮名手本忠臣蔵」は、赤穂浪士の忠臣蔵を題材にした「時代物」。
「釣女」は狂言から来ているお話で、
狂言のヒーロー?お調子者の「太郎冠者」が活躍する楽しいお話。
(そういえば、去年 大分空港で「野村萬斎」さん見かけたっけ)
夜の部「曽根崎心中」
いわゆる「世話物」。
その時代に起きた心中事件をもとにした、近松門左衛門の作品です。
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今回も、一番前と二番目の席をそれぞれゲットし、
休憩時間にパンフレットを読み込み(笑)
鑑賞に臨みました。
文楽の語り、太夫さんの言葉は、日本語なのに
なかなか聞き取れないもの。
独特の言い回しに、しかも文楽は大阪発祥なので 関西弁なんだとか。
気を抜いて、ぼーっとしていると
α波の義太夫節は、あっという間に夢の世界へ誘ってくれます(笑)
鑑賞のコツは、とにかく
言葉をなるべく聞き取って、
ストーリィについていく。
HOTTAも、文楽を長いこと見にいっていますが
やっと、眠らずに物語にのめりこむことができるようになりました。
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今回の演目「曽根崎心中」は、特に入り込みやすい悲恋モノ。
19歳の遊女お初と、25歳の徳兵衛の
初々しくも悲しい物語。
心中なんて、と思うけれども
その情景の美しさに思わず ぐぐっと入り込んでしまうあたり。
冷静に判断する頭の片隅で、心惹かれる部分もあるんだよね。。
今回も満喫させていただきました。
SMAP、タンゴ、文楽とかなり振り幅が大きいかなぁ( ̄▽ ̄;)
Posted by HOTTA at 02:44│Comments(0)
│古典芸能
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